オイスターケース
ロレックス社は、オイスターケースの製造を、資本関係がない外部メーカーに生産委託していました。
過去にロレックスは、外部メーカーの工場で多数のケースを武装強盗団に強奪されているんですね。
この強盗団のリーダーは、スイスでも有数の名門高級時計ムーブメント企業「ジャケ」社の経営者の夫でした。
ロレックスの偽物を製作販売しようとして、製造メーカーの工場に忍び込んで起こした事件だそうです。
当時、ロレックスの外部への生産委託について、世間では「ケースも自社で生産している」と噂されていました。
スイスの時計業界では公然と囁かれていたものでしたが、これも情報を公開しないロレックスの体質のため(いわゆる「ロレックス神話」)だったんですね。